言葉の持つチカラは、恐ろしい?

 

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

 

コピーライターは、言葉を扱う仕事である。

あらためて、

言葉が持つ不思議さを感じています。

 

たとえば、40文字程度のキャッチコピーが、

ときには数十人、場合によっては

10憶人の心を動かすことができるのだから。

 

言葉は、恐ろしいもの?

 

人が発する言葉は、

ときとして狂気へと誘うことができます。

ヒトラーの演説が、いい例かも。

 

聞くところによれば、

誰もが見向きもしない

ナチスという極右政治団体が、

わずか14年で権力のすべてを握ったそうです。

 

そこには彼の天才的な演説が、

多大に影響しているといいます。

 

言葉のチカラで、

国を動かしてしまうのだから

ちょっと怖い気がしますね。

 

言葉は、幸せにするもの?

 

誰もが知っている「アンパンマン」の

生みの親である、やなせたかし氏。

 

彼が「アンパンマン」を描いたのは、

なんと54歳のときだったそうです。

しかも、「アンパンマン」が

ブレイクしはじめたのは、

60歳を超えてから。

 

それまで自分の才能のなさに

苦しむ日々が続いていたといいます。

 

そんな彼を見かねた

マンガ家の大先輩、杉浦幸雄先生から、

こう言われたのだそうです。

 

「落ち込む気持ちもわからないでもないが、

人生はね、一寸先は光だよ。

いいね、途中であきらめちゃいけないよ」

 

その言葉を胸に、がんばり続けたんだとか。

 

やっぱり、言葉は不思議です。

 

街で見かけた光景。

幼稚園児に対して、

母親が強めの言葉を放っていました。

 

「何でこんなこともできないの!」

 

そんな言葉を聞くと、胸がチクチク痛みます。

私も母も、そんな言葉のナイフを

突きつける人だったから。

 

できないことよりも、

できていることに目を向けてあげる。

そのうえで、

 

「○○ちゃん、すごーい! よくできたね」

 

という言葉をかけるだけで十分なんだけどな。

子どもは笑顔になるし、

つぎも頑張ろうとするはずなのに。

 

やっぱり、言葉は不思議です。

 

未だに落ち込むことが多い私。

ことあるごとに欽ちゃんこと、

萩本欽一氏の言葉に励まされています。

 

「つらいなぁ、というのは、

大きな運をつかむ予兆だと思う。

そこを逃げずに、

踏ん張ることが大事なんだ」

 

欽ちゃん世代ではあるけれど、

特に大ファンでもないのに、

なぜだか癒される。なぜでしょうね。

もしかしたら、

成功者の言葉だからかもしれません。

 

言葉は、悪い方向にも、良い方向にも、動かせる。

言葉は、傷づけたり、勇気づけたりもできる。

 

やっぱり言葉は、不思議です。

 

だったら、人に優しく、勇気を。

自分にも、優しく、希望を。

 

そんな気持ちにさせる言葉をかけたいものです。

 

 

コピーライティングだけでなく、今回のようなデザインのこと、

さらにビジネス、私の趣味(笑)まで多彩な内容を発信しています。

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