名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
キャッチコピーは、
商品の良さを「ひと言」で
表現しなくてはならない。
あなたは、もしかしたら、
そんなことを考えていませんか?
実はこれ、キャッチコピーを書くうえで
陥りやすいワナの一つです。
えー、だって、
「ひと言」で表現しないと、
わかってもらえないじゃないですかー。
そんな声が聞こえてきそうですね。
でも、よくよく考えてみてください。
キャッチコピーとして、
瞬時に読み取れるボリュームは、
15~20文字程度。
その中でメリットのすべてを
表現するなんて、かなり難易度が高いですよ。
それなのに、そのメリットすべてを
「ひと言」で表現しようと思う。
だから、どう書いていいのかわからなくなる…。
この呪縛にかかっているから、
いつまでたっても書くことができないのです。
では、どうしたらいいのでいしょうか?
言えることの一つは、
キャッチコピーの役割をちゃんと自覚すること。
そのうえで段階を踏んで表現するのです。
たとえば、
伝えたいことが100%とします。
そのうちの10%だけ、
「いちばん言いたいこと」を書く。
あとの70%は、本文で伝えるのです。
キャッチコピーの役割は、
あくまで「気を引く」ことです。
メリットのすべてを表現することではないのですね。
あなたが持つメリットのうち、
何がいちばん気を引くことができるのか。
そこにに重点を置いて書かれるのが
ひとつの近道なんですね。