名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
キャッチコピーって、どう書いたらいいんだろう…。よほど書きなれた人ならいざ知らず、誰しもが悩むことです。しかも単なる文章では気を引くことができないので、それなりのテクニックが必要となります。
そうなれば尚のこと「キャッチコピーを書くのは、むずかしい」と尻込みしてしまいそうです。そこで今回は、キャッチコピーの中でも比較的簡単に書ける方法の一つをお伝えします。題して「問いかけキャッチコピー」の書き方! では、さっそくご紹介しまししょう。
「問いかけキャッチコピー」とは?
「問いかけキャッチコピー」とは、文字の通り、疑問形のキャッチコピーにすることです。たとえば、
例1
問いかけキャッチコピーの2つの効果
例2
問いかけキャッチコピーの2つの効果とは?
例1の場合、通常の文章として完結しているうえに、大したインパクトがある訳でもりません。そうなれば下手をしたらスルーされる可能性が高くなります。その一方で、例2の場合、単純に「~とは?」と入れるだけでどうゆうことなの? と気にさせることができます。
実は人間の脳は、問いかけられると答えたくなる性質を持っています。だから、この性質を利用して気を引くのが「問いかけキャッチコピー」なんですね。さらに、もう一つのメリットとしては、チラシの本文や、本サイトの本文への誘導のしやすさにあります。
チラシや本サイトなら、ヘッダー部分に「問いかけキャッチコピー」を配置します。するとキャッチコピーを見て、疑問を持った人は気になるのでふつうなら下部へと目を移すでしょう。そこで下部に、発信者が伝えたいことを列記させるのです。
また、問いかけキャッチコピーは、実は広告バナーにも有効です。広告バナーの「問いかけキャッチコピー」が気になってクリック。その先のウエブサイトでは、こちらの伝えたい情報が掲載されているという流れです。
問いかけキャッチコピーの書き方とは?
問いかけキャッチコピーの書き方は、とっても簡単。単純に疑問形にするだけです。
「〇〇〇〇〇〇とは?」
「〇〇〇〇〇〇を知ってましたか?」
「なぜ、〇〇〇〇〇〇なのか?」
「〇〇〇〇〇〇。その理由とは?」
思いつくままに書くことができるので、いろんなバリエーションで書きわけることができます。ちなみに私が経験した中で、「知ってましたか? 〇〇〇〇〇〇」と書いたチラシで問い合わせが増えたケースがありました。ただ「問いかけキャッチコピー」では、ちょっと気をつけたい点があります
それは「書きっぱなしにしない」ことです。キャッチコピーで問いかけたにも関わらず、それに答えるところが一切ないのは問題です。ちゃんとした答えがないと逆に怒りを買うこともありますからご注意ください。
例
(キャッチコピー)
問いかけキャッチコピーの2つの効果とは?
(受けのコピー)
問いかけキャッチコピーの2つの効果
その1 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
その2 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
いかがでしたか? 問いかけキャッチコピーは、比較的書きやすい種類のフレーズです。
さらに誘導しやすいという効果も期待できます。一度試してみてください。