使い方を失敗しがちな「イメージキャッチコピー」とは

 

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
では、つぎに「イメージキャッチコピー」とは
どんなのでしょうか?
たとえば、

ゆっくり恋をしょう。
(サントリー烏龍茶)

ビールは透明な音楽だ。
(サントリー純生ビール)

このキャッチコピーで描くのは、
商品の持つ世界観。
決して「すぐ買いたい!」には
つながりにくいものです。
極端なことをいえば、

「あー、この商品いいな~」

と思ってもらうだけいいものです。
で、何かの機会に店頭にいったとき、
「そーいえば、こんな商品あったなー」って
手にとってもらう訳です。

特徴としては、印象に残るよう、
とにかく大量に露出しないといけない。
だからTVCMなどで、
ばんばん流す必要があります。

つまり、資本のある大手企業向きなんです。

そこで注意点があります。
いつもTVCMを見ているせいで、
大手企業と同じような感覚で
私たちも使ってしまうこと。

私たちの発信力は、
ブログやチラシレベルです。

なのにチラシなどで
「イメージキャッチコピー」
前面でつかってしまう。
結果的に「反応がないなー」なんて
悩んでも当然です。

もともとの効果は、
「印象づける」ことなんですから。
しかも大量に露出しないと覚えてもらえないですし。

とはいえ「イメージキャッチコピー」
つかってはいけないという訳でもありません。
要は、

「売り」か「イメージ」か。

ちゃんと訴求するポイントを意識して
使ってほしいということです。

仮に発信の手段がブログだとしても、
地道につづければ、
しっかりと伝わるものです。
くれぐれも間違いのないように。

では、次回は、
「ブランドキャッチコピー」について
解説したいと思います

 

 

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