「ブランド広告」「レスポンス広告」で失敗ないための考え方。

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

「ブランド広告」と「レスポンス広告」を耳にしたことがありますか? 「ブランド広告」と「レスポンス広告」は、しっかりと理解したうえで、使い分けをしないと効果があがりません。そこで今回は、「ブランド広告」と「レスポンス広告」、それぞれの違いをご紹介しようと思います。

目次

「ブランド広告」と「レスポンス広告」の違いとは。

「ブランド広告」とは、広告を見たことで「よさそうと思ってもらう」ためのもの。イメージアップ、ブランディングに貢献することが目標です。

一方、「レスポンス広告」とは、お客様に「何を」、どのように「具体的に行動してもらうか」を狙った広告です。だから、具体的に資料請求、現地見学会への申込みへと誘うよう設計されています。

「ブランド広告」と「レスポンス広告」は、どちらがいい、悪いではありません。ブランド広告でイメージアップを図り、レスポンス広告で集客を図る。上手に使い分けながら、企業を宣伝・販促を行うものです。

たとえば、ユニクロの場合。

たとえば、ユニクロ。「ブランド広告」として、商品ブランドのイメージアップを図るためテレビCMが出稿されています。そのうえで週末の集客を図るのは、チラシの役割となっています。

私が知っている建築会社さんでは、「ブランド広告」「レスポンス広告」と使い分けたチラシを折り込んでいらっしゃいます。

「ブランド広告」として、イメージ重視のチラシで住まいを魅力的に見せる。そのうえで「レスポンス広告」として、現地見学会などの集客を目的としたチラシを折り込んでいるのです。

すべての会社が、同じように広告出稿はできない。

しかし、こうした使いわけのできるのは、資本力のある企業が中心。すべての会社ができるものではありません。そうなれば、予算が組めない会社では、一枚のチラシで同居させようとします。

B4チラシには紙面の都合上、限界があります。詰め込めば詰め込むほど、イメージ広告にも、レスポンス広告にも、どちらも効果を発揮しない結果になりかねません。そうなれば、中小企業としては、「レスポンス広告」に重きを置いたチラシを選択することになります。

中小企業の「イメージ戦略」とは。

では、ブランディングを考えた「イメージ訴求」はどうすればいいのでしょうか。たとえば、webや小冊子などをからめていく戦略を考えてはどうでしょうか。

チラシで集客を図るとともに、ホームページへの誘導も図る。ホームページから「小冊子」や「ブランドブック(事例集)」を提供するという戦略です。

特に「ブランドブック(事例集)」では、単なる事例の紹介ではなく、ライフスタイルがイメージしやすく、商品を魅力的に紹介するのがポイントです。

この他、ユーチューブをからめた方法も考えられます。小資本だから「イメージ広告」はムリかもしれない。そう諦めるのではなく、どのような方法をとれば「イメージ広告」に匹敵する効果が得られるか。知恵を絞れば、打開策はあると言えます。

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