チラシが読まれるまでの3つの厳しいハードルとは?

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

チラシは、集客の頼るべき一つの手段です。一人でも多く見てほしい。できる限り反応してほしい。そう願うのは、販促活動を行う会社の広報担当者の願いでしょう。

そこで今回は、チラシに反応してもらうために覚えておきたい注意点をご紹介します。これまで折り込まれた方は、改めて「チラシにおける立ち位置」を再認識してはどうでしょうか。

目次

チラシが読まれまでの「3つの厳しいハードル」

どうしたらチラシに反応してもらえるのか。それを考える前に、折り込まれる環境について知っておく必要があります。皆さんが思う以上に、見込み客にチラシを読んでいただく環境は厳しいのです。知っておいて損はないでしょう。

1.ほとんどが読み飛ばされている。

基本、人はワガママ、めんどくさがり、短気な生き物です。当然、チラシが「自分に関係がある」だけでなく、それなりの「メリット」を感じない限り、手にとることはありません。

2.「0.1秒」でスルーされている。

自分にとってチラシが「メリットのある情報である」と判断されるのは、わすが0.1秒と言われています。想像してみてください。朝刊に折り込まれている数々のチラシ。その中から、気にとめてもらう訳だから、相当な競争率ともいえるでしょう。

3.気になってから10秒が勝負。

厳しい状況の中、やっと手にとってもらったとしても安心はできません。上記の書いた通り、人は短気な生き物です。自分にとってチラシの情報が、本当にメリットのある情報なのか。ササっと斜め読みするという、たった10秒ほどの時間でふるいにかけられます。

チラシに「言いたいこと」をついつい詰め込んでしまう。

しかし、チラシを作る側としては、提供する住まいのメリットを詰め込みたくなるもの。同時に、一方的に「自社の住まいは、ここがいいよ」とアピールしたくなります。これでは、ますます読まれなくなります。

改めて、上記のような「厳しいハードル」があることを再認識すること。そのうえでチラシに盛り込む内容、見せ方も変わってくるのではないでしょうか。

さて、3つの厳しいハードルを超えるためには、どうしたらいいでしょうか。

「チラシを読んでもらう」&「問い合わせ」のための3つのポイント。

1.気を引くキャッチコピーにする。

チラシで一番真っ先に目に止めさせるのが、「キャッチコピー」です。しかも、0.1秒で「何だ?」と反応させるためには、ストレートで力強いキャッチコピーが求められます。

見込み客の欲求をくすぐるタイプや、気づきを提供するタイプなど、書き方はいろいろ。いずれにしろ0.1秒の勝負です。解説するような、長文のようなキャッチコピーでは、振り向かせることが厳しくなることを自覚したいところです。

2.要点がわかる(見やすい)紙面レイアウトにする。

10秒足らすで、「この住宅は、なんとなくメリットがあるそう」と感じてもらうために必要なもの。それは斜め読みしても、住宅のポイントがつかめる紙面レイアウトにする必要です。

たとえば、「小見出しを付ける」「重要ポイントを箇条書き」など、工夫できる点はいろいろあります。まずは、伝えたいことに優先順位をつけるとともに、どのようにアプローチしていくかデザインの設計をしましょう。

3.強いオファーを入れる。

チラシは、「具体的に行動してもらう」ことが目標です。単純に「お問い合わせ」だけを記載するだけでは、チカラ不足となります。そこで入れたいのが、見込み客に対して「問い合わせもみようか」と行動を促す強いオファーです。たとえば、現地見学会に来場者プレゼントとして、家づくりに役立つ小冊子などがあげられます。

最後に。

チラシを作るとき、厳しい環境に置かれていることを知ること。そのうえでポイントを置いたデザインや企画をしていくことで、反応されるチラシになると思います。

強いオファーで「小冊子の提供」というアイデアがあります。この冊子内容も企画次第で、魅力的な小冊子をつくることが可能です。ご興味があれば、コピーライター小澤まで、お気軽にご連絡ください。

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