スイスイ読める文章の書き方のコツ 7連発

名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

今回は、ホームページはもちろん、ブログやSNSなどで発信していく際に役立つ「ライティングの基本中の基本」をお伝えします。ぜひ参考になさってください。

その1 一文は、30~40文字程度に。

人が短い時間で覚えられる時間は、3秒しか記憶に残らないそうです。だから一文が長くなると、はじめに書いてあることを忘れてしまいます。できるだけ一文は短くした方が良いといえます。1秒に読むことができるのは10から13字程度。そうなると3秒なら30字から40字になるので、一文の目安にしたいところです。

その2 一文に言いたいことは一つだけ。

一つの文章に言いたいことを詰め込むのも要注意。「また」「さらに」「そして」などで文をつなげばつなぐほど、言いたいことが散漫にもなります。そう考えると、一文には言いたいことは一つだけが理想です。

その3 言葉の整理をする。

読みやすい文章には、言葉の整理も必要です。同じ意味を持つ言葉があれば、思い切って削りましょう。


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どうしても2日間も言いたいなら、次の文章で伝えるのも方法です。

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その4 「 」(カッコ)を使って見やすくする。

文章をそのまま書いた場合、変化がありません。そこで文中の中で特別な意味を持つ言葉があれば、「 」(カッコ)等を使って、強調させましょう。


× この肌着は、ふんわりやわらかなのが特徴です。
〇 この肌着は、「ふんわり「やわらか」なのが特徴です。

この他、カタカナに変えるのも方法の一つです。


× 術後30分後には、はっきりとした成果がでるでしょう。
〇 術後30分後には、ハッキリとした成果がでるでしょう。

その5 文章の語尾を同じにしない。

文章の語尾がすべて「です」「ます」の連続だと、文章に変化がなく、単調になってしまいます。読み手のことを考え、できるだけ変化をつけましょう。

その6 漢字は、やさしい言葉に置き換える

漢字を使いすぎると、どうしても堅い印象を与えてしまいます。できる限り「やさしい言葉」に変えることがオススメです。

× A商品を使用すると、かかとの硬化した角質が軟化します。
〇 A商品を使うと、かかとの堅くなった角質が柔らかくなります。

その7 英語・カタカナは、ほどほどに。

× 当社は、ダイバーシティを重視するだけでなく、ワークシェアリングの遂行やスタッフのモチベーション管理にも注力しています。

〇 当社は、各社員に個人差があることを重視するだけでなく、業務分担を進め、スタッフのやる気をおこさせるよう、指導をしています。

今回は7つのポイントをご紹介しました。正直、そんなにむずかしいことは書いていません。それに文章ノウハウの本を読めば書いてあることです。一番のポイントは、ちゃんと実行しているかどうかってこと。

スイスイ読ませる文章力を書くためにも、つねに意識する必要があるんですね。コピーライターである私は、つねに仕事で意識しています。そうすると、自然と意識できるようになります。ぜひ、皆さんもがんばってみてください。

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